もう10年くらい前になるんですけども、かつて僕はうつ病に苦しんでしました。

仕事の忙しさと人間関係に悩みながらも、自分なりに頑張ってはいたんです。

しかし、とうとう限界を迎えて病院のお世話になることに。

病院で『うつ病』の診断をされ、投薬治療が開始されました。

薬のおかげもあって、数か月後には、なんとか仕事に復帰できたのですが、当然ながらやはり、まだ完全ではありません。

完全でないどころか、どうにかこうにかやり過ごすようにして、会社へ行き仕事をしていました。

そんなある日、会社の帰り道です。

その日は、そもそも、あまり体調が良くはなかった。

なんとか一日を終え、乗り換えのホームで電車を待っていたその時のことです。


「おまえは、もう、使いものにならないのだよ。。」

突然、頭上で、どこからか『声』が聞こえてきます。


「ほうら、今日も、職場の同僚に迷惑をかけてばかりだったろう?」

「おまえという存在はもう、生きている価値はないのだよ」


「ほら、もう死んだほうが社会のためなのだから。。自分でも、そう思うだろう?」

もはや、『声』に抵抗するチカラさえ残っていない僕は、『声』の主にさとされるように自殺へ導かれていきました。

じりじりと、一歩づつホームの先端ににじり寄る僕。。

もはや、正気ではありません。

そして、あと一歩で線路に落下するという、まさにその時です。


突然、二人のこどもの顔が浮かび、はっとして我にかえったんです。

そして、その瞬間、ホームに入ってきた電車が、僕の目の前を猛スピードで通り過ぎました。


やがて正気を取り戻した僕は、しばらくその場に立ち尽くし、こう思いました。

「僕は。。なんてことをしようとしていたのだろう!。。」

家族のことを想い、自分がしようとしていたことの重大さに戦慄しました。


それと同時に、「恐怖心がなくなってマヒすることの恐ろしさ」をこころの底からかみしめました。

恐怖心がマヒすると、どんなことでも出来てしまう。。

その恐ろしさを、痛感したんです。


いま、想います。

いのちがあって、本当に良かった。

死ななくて、本当に良かった。


もしあの時、死んでいたら。。

その後の、いろんな経験もできなかった。

そして、2011年に訪れたワンネスを観ることもなかった。


なにより、人生の妙味をまだまだ知らなかった僕ですからね。

その後の人生を生きれて、本当に良かった!と、心の底から想います。

いまここに、佇みながら。。

いまある『いのち』を、これからも存分に生き切りたいと思っています。

そして、『ワンネス』について、『覚醒』について、自身のコトバでお伝えしていきたいと思います。

『いつもの自分』だけが『あなた』ではないんだよ、ということ。

本当の『あなた』は静かな平安の世界なんだよ、ということ。


たとえいま、あなたが苦しみのさなかに居たとしても。。

どうか、そのことだけは、こころの片隅に置いて欲しいと想っています。

今日のあなたに平安が訪れますように(祈)

人気ブログランキングへ

投稿者: minamo

■地方の国立大学を卒業して、大手化学系企業に就職 ■かつて、うつ病で苦しみ彷徨い、真の幸せを探究する ■2020年7月に『いのちの本質』に気づく ■瞑想、散歩、読書を愛するアラフィフ世代

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


error: Content is protected!