うつ病の後の不安定なこころ

数十年の会社員生活の中で、かつて、僕はうつ病になったことがあります。

プロジェクトの忙しさと人間関係に苦しみ、自分を𠮟咤激励しては、頑張っていたんですが、とうとう限界を超えてしまった。


もうね、アタマが真っ白になって、人の言うこともロクに理解できず、朝は起きれず、涙が止まらず、ボロボロの状態になっていました。


半年ほどの休職を経て、なんとか職場に復帰したものの、やはり、一度壊れたこころって、そう簡単にもとには戻らないんですね。

もはや以前のように頑張れないし、気合も入らない。


そもそも、やる気が湧かないんです。

というより、働くことに対する価値を全然感じなくなってしまった。

働くのは何のため?

うつ病になるまでの僕は、自分で言うのもなんだけど、会社ではまぁまぁ順調にいっていた方だったんですよ。

自分なりに努力も勉強もしたし、とにかく日々頑張った。

出世もガチでしたかったし、お金も沢山欲しかった。


だけどね、いま思い返すと、「なんのために仕事をするのか?」という自分なりの軸が定まってなかったと思いますね。

だから、出世とかお金とか、いわゆる周囲の自分に対する評価が大切になっていたんですよね。


本当に自分の中の『大切なもの』を分かっていれば、やみくもに頑張ったり、𠮟咤激励して自分を酷使したりは、しなかったハズなんです。

当時は、ただただ、仕事を頑張る。ただ、それだけでした。

言ってみれば、なんも考えてない状態だったわけだね。


だからこそ、本来、生きるために働くはずなのが、働くために生きているような状態になってしまった。

そして、摩耗して最後にはチカラ尽きてしまったというわけです。

いま想うと、本当に自分を大切に扱ってなかった。

人生で何を大切に生きるか

いまの僕は、『大切なもの』は、はっきりしています。

こころの穏やかさ平安さを保ちながら、幸せに生きることです。

もちろん、経済的にも生活に十分なお金は必要ですよ。


だけど、生活のためだけに、自分を酷使して働いて、それで幸せになれるのだろうか?

僕はそう思いませんし、うつ病になった経験からも、もう二度とあのような生活はしたくないと思います。


当時、復職したあとは、幸せを求めて日々たくさんの本を読みました。

心理学、哲学、宗教、精神世界などの本を、5年間で大体1,500冊くらい読んだものです。

本当に幸せを求めて、必死だったんだなぁ、と今でも想います。

うつ病は僕へのギフトでした

たくさんの本を読んでは実践したおかげで、僕のこころは次第にラクになっていきました。

何年もかかったけども、心はだんだん平安になり、最後のほうはとてもこころが静かになってきたんです。


そして、ある日突然、『真の静けさ』に気づきました。

自分自身が、宇宙を司る『大いなるいのち』であり、あなたも僕もみんな、『大いなるいのち』であることが瞬時に分かったんです。


僕たちはね、根っこでみんなつながっているんです。

その気づきは、僕の価値観を大転換させる体験でした。

それからというもの、生き方が全く変わり、こころは実に平安に生きています。


それは、以前の平安さとは、ケタ違いの平安です。

ようやく、真の幸せに成れたように想います。


うつ病にかかった当時は、僕は環境や周囲のコトを恨んでいました。

でも、いまは。。うつ病は僕へのギフトだったんだ、と思っています。


それは、宇宙、そして、大自然より与えらえた貴重な経験であり、大いなる気づきのきっかけを僕にくれた。

そのことに、いま、こころより感謝しています。では、またね。

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投稿者: minamo

■地方の国立大学を卒業して、大手化学系企業に就職 ■かつて、うつ病で苦しみ彷徨い、真の幸せを探究する ■2020年7月に『いのちの本質』に気づく ■瞑想、散歩、読書を愛するアラフィフ世代

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